ギフト・ショーの熱気冷めやらぬ翌日、京都の深層に触れる特別な時間を。
3月13日(金)の「OPEN FACTORY DAY」に合わせ、バイヤーの皆様へ向けた特別な半日ツアーを企画いたしました。
本ツアーでは、京都に息づく独自の美意識を「織物」や「すだれ」といった職人の手仕事(工芸)の視点だけでなく、「茶道」や「日本舞踊」という身体表現(芸道)の視点からも紐解きます。 モノづくりの背景にある精神性に多角的に触れることで、貴方のビジネスを彩る新たなインスピレーションをお届けします。
11:00〜11:45 老舗「渡文」・織成館見学 西陣織の伝統を繋ぐ老舗「渡文」が運営する、美しい帯や全国の希少な手織物を展示する「織成館」を訪ねます。 空間を彩る糸、歴史を語る文様、そして職人の緻密な手仕事。 単なる製品としてではない、何層にも重なる「布の奥行き」とその背景にある物語に触れる、特別なひとときをお過ごしください。
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舞台となる「織成館」は、1936年(昭和11年)、西陣織の老舗「渡文」初代当主・渡邉文七氏の住まい兼工房として建てられた空間です。西陣特有の「織屋建(おりやだて)」の構造を残す館内には、高い天窓から柔らかな光が降り注ぎ、玄関脇にはかつて糸染めの地下水を汲み上げた「織屋の井戸」が、今も静かに水を湛えています。 敷地内には、島根の廃校になった小学校の古材を再生し、米国人宮大工の手で蘇らせた新館「須佐命舎(すさめいしゃ)」も併設。梁に残る学校当時の釘跡や、天井に使われた型友禅の板など、異なる時間が交差する空間美は圧巻です。 建築そのものが語る「古いものを守り、新しく生かす」という精神性。その空気感ごと味わう、特別なひとときです。
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11:45〜13:30 静寂の中にある「動」の美を愉しむ お茶の振る舞いから始まり、京の食と日本舞踊を堪能する特別なランチプログラムです。 演者の指先一つ、視線一つに込められた「間」の取り方は、現代のサービスやプロダクトデザインにも通ずる究極の美意識。 京都の伝統が息づく空間で、心身を整えながら、貴方のビジネスを支える新たな視点を養う時間をご提供します。 ※移動(13:30〜):タクシーにてご案内いたします。
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◼︎中田 智之【数寄の茶】 其中庵(きちゅうあん)庵主 1959年11月5日京都府亀岡市生れ。 同志社大学卒業 アメリカへ留学、日本文化の大切さに気付き、30歳くらいからお茶を始める。五百会を超える茶事、茶会の亭主をし、数寄の道を志す。流儀にこだわらない自在な道具組で茶事・茶会を通年で開いている。 益田鈍翁筆の「茶狂」を旗印に、独自の数寄の茶の世界を求めている。 また、「家庭画報」「別冊淡交」「なごみ」「和楽」などで数寄を特集され、弘道館等で講座を開く。
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◼︎西川千匠 正派西川流師範名取 国内外で活躍された西川千麗師に師事 現在西川喜優師に師事 艶の會主宰 友人である西川玉洲氏、東山さくら氏と楽しく分かりやすいをモットーに舞踊会を定期的に開催している
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14:00〜15:30 光と影を編む、京すだれ「見せない美」の真髄 ツアーの最後を飾るのは、京すだれの伝統を守り続ける「久保田美簾堂」。 まずはプロジェクターによる解説で、その歴史と意匠への理解を深めていただきます。続いて、床の間のある空間で、すだれ越しに変化する光と景色の「見え方の違い」を体験。 日本人が大切にしてきた、あえて「隠す」ことで情緒を醸し出す「見せない美」の思想。その精神を、職人の手編みによる製作体験を通じて、指先から体感してください。
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明治16年(1883年)、初代久保田清次郎が現在地に創業して以来、簾や竹工芸品を製造販売し続ける老舗です。 神社仏閣で使用される御翠簾をはじめ、外掛簾、内掛簾、葭障子、花寄屏風、竹工芸品、山車(鉾、曳山、屋台)翠簾など、手がける製品は多岐にわたります。 材料は琵琶湖産の葭、京都産の竹などの天然素材を用いており、環境に負担をかけません。 一つ一つ手作業で仕上げた製品は、長期にわたって使用でき、時間が経つにつれて味わいがでてくるのが魅力です。 大量生産はできませんが、デザイン・素材・寸法等、お客様の希望に沿った製品製作に対応しています。
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プロジェクターを使用し、京すだれの製法や材料、実際の納品事例などを解説します。お話を聞くだけでなく、実際に素材を手に取り、竹の皮目の見極め方や、押して強度を確かめるなど、五感を使って素材の特性を学びます。
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奥の床の間のあるお部屋にて、すだれ越しの景色の見え方を体験します。参加者を「部屋の中側」と「外側」のチームに分け、すだれがどのように視線を遮り、景色を透かすのかを確認。チームを交代し、双方の視点からその効果を体感いただきます。
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最後に、簡単なすだれの手編み工程を体験します。 ※こちらは作品を一人一つ制作するワークショップではなく、伝統的な「編む」手法そのものを体感いただくプログラムです。 最後には質疑応答のお時間もございます。 終了後、現地解散となります。
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